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千種生涯学習センター

千種生涯学習センター 施設ブログ

ありがとう💛在宅医療・介護保険講座

【<千種区役所共催>心に寄り添う在宅医療・介護保険 ~エンディングノート・もしバナゲーム体験~ 】

「大変分かりやすく勉強になった。ありがとうございました。」「説明がよくわかるようにユーモアで笑いもあり良かったです。」 「黒木先生の楽しいお話、とっても分かりやすく良かったです。」「私の想いをつないで帳。エンディングノート、大変よくできています。」「講座を年に1回から月1回くらい多くなると良いと思います。」「休日にしていただけると家族と聞きに来れるので助かります。」

これらは、受講者の皆様からいただいた声です。

本講座は、指定管理者NESPAの企画運営講座として、『住み慣れた町で最期まで自分らしく住み続けるために、千種区の在宅医療や訪問サービス、介護保険について学びましょう。』を、

ねらいとしています。千種区版エンディングノート「私の想いをつないで帳」を活用して、自分や家族のこれからの時間を大切に過ごすきっかけとなる講座を開催したいという願いで、区役所福祉課様をはじめ、関係各所の担当者様と何度も相談してきました。こうして、多くの皆様のご協力を得て開催できましたことを心より感謝いたします。

ありがとうございます。

紙芝居等で「メディカルエンディング、医療の希望と選択」などの仕組みについて学びました。(名古屋医療福祉相談所 所長 黒木 信之 様より)

 

「エンディングノートとは?」動画等から、人生を振り返り、自分の希望や想いに気付きました。(千種区役所福祉課 地域包括ケア推進主査 藤井 果林 様より)

 

社会資源について、訪問・通所サービス、介護保険、認知症等を知ることができました。(千種区東部いきいき支援センター 室賀 美和 様より)

もしバナゲームから、自他の価値観を知ることができました。(吉田クリニック 地域連携室 吉田 純子 様より)

【講座を終えて】

本講座では、在宅医療・介護保険だけでなく、認知症についても、学びを深めることができました。

当初、申し込みが少なかったので、HP、口コミ等で広くPRしてきました。その甲斐あってか、当日は昨年度以上のご参加をいただきました。リピーターの皆様も見られ、講師と受講生の和やかな対話を楽しみながら進行しました。一方、大変内容が多く、受講生の皆様のご関心も高かったためか、時間がやや足りなくなる面がありました。今後も講座内容を見直しながら、千種区から始まった本講座を継続していきたいと思っています。

講座中、受講者様の体調不良を講師の皆様と職員が気付き、吉田クリニック院長様に、「センターへの在宅医療」をお願いするということがありました。当日は、急激に暖かくなり、寒暖差も大きく、ご負担だったようです。講師の皆様と職員の迅速な判断により、「センターへの在宅医療」で検査や診察をしました。その結果、「一時的な脱水症状」とのことでした。講座終了時、「また来るね!」と、この受講者様から笑顔のあいさつをいただきました。年度末の、あわただしい時期、安心・安全、快適にご利用いただくため、ゆっくりゆったり心の余裕、いわば「心のみちくさ」を忘れず、心に寄り添うサービス、真心のサービスを、今後も継続していきたいと思います。

さて、コロナ禍3年間、多くの皆様にとって、直に人と接する機会、外に出る機会が減ってしまったのではないかと思います。その結果、今まで以上に認知症の傾向が強くなった方も多いのではないでしょうか。在宅医療、介護保険、認知症、自分や家族のエンディングについて、知っていると知らないとでは大違いです。本講座で、これからの時間、今という時間を、ゆったりゆっくり過ごす大切なことを学ぶことができたと思います。

私も館長として赴任して、早や一年が経とうとしています。この一年、ご利用する皆様や地域の皆様と接して、一番感じたこと。それは、「ゆっくりゆったり今を大切に生きる」です。

この「心の余裕」、「心地よく過ごす余裕」を、本センターでは、「心のみちくさ」と名付けて、皆様に提唱しています。

講師の皆様、受講生の皆様、誠にありがとうございました。

今後も、本センターをご利用いただき、「心のみちくさ」をお楽しみいただければ幸いです。ありがとうございました。