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NESPA自主事業『見晴台遺跡を探検しよう!』が開催されました!

11月10日(金)。久しぶりの好天の中、『見晴台遺跡を探検しよう!』の自主事業が開催されました。当日は10名の参加者(欠席3名)とセンター職員で名古屋市見晴台考古資料館(南区)を訪れました。講師の竹内学芸員さんから、「考古学」の基礎・基本について簡単な説明をいただいた上で、見晴台遺跡の概要と研究成果(発掘調査)についてお話を伺いました。その後、館内展示の説明と現地学習(発掘調査の場所など)を行いました。

専門的な用語や知識もふんだんに出てきましたが、その都度ユーモアあふれる「言葉」を巧みに使い分けて、分かりやすく説明をしていただきました。事業終了後は、希望者と一緒に「笠寺界隈」(笠寺一里塚・笠寺観音を中心に)を南区の郷土歴史研究家の方と一緒に「ブラっと」散策しました。参加者の皆さんは、いくつかの「目から鱗」的発見があり、大変充実した半日のフィールドワークとなりました。以下にその一部をご紹介します。


見晴台考古資料館で「考古学」入門? 真剣にお話を傾聴!


発掘調査地図を基に今年の発掘調査の目的(方形墳丘墓の確認)と成果の説明を受ける


常設展示室の見学。ここでも熱心な講義!  見晴台遺跡の復元模型図。


見晴台遺跡周辺の航空写真。台地の地形がよくわかる。展示土器に直接触れる!!!


手触りはどう?「意外にスベスベしてる」 展示品の説明にも熱心に聴き入ってました


戦争遺産としての「見晴台遺跡」太平洋戦争中にあった高射砲陣地跡(復元模型)や高射砲の写真、それとB-29の尾翼破片(実物)が当時の生々しさを物語っていました。


今年の発掘調査現場の見学。実物は迫力あります。事前の説明があったので、実際に自分の目で確認すると「なるほど」と皆さん納得の様子。11月中には埋め戻すとのことです。


考古資料館の周りを散策。環濠の跡や高射砲の台座跡を見学しました。


事業に区切りをつけて、希望者による笠寺界隈のブラリ散策。一里塚の到着。ここの講師さんは、急遽、南区在住の郷土史研究家・水野さん(参加者のお一人でした)にお願いしました。1里(4キロ)ごとに目印とされた一里塚。ここは江戸から88番目(352km)でした。木の種類は「榎」。個人の所有地ということでした。
この後、笠寺観音まで散策。当地では、笠覆寺(笠寺観音)の縁起から、尾張四観音(笠寺・龍泉寺・荒子・甚目寺)についてに話(5年置きの恵方のこと)や宮本武蔵の顕彰碑・松尾芭蕉の句碑縁起(千鳥句碑)など歴史好きにはたまらない「おまけ」がありました。参加された皆さん、散策には絶好の日よりでしたが、半日のフィールドワークお疲れ様でした。また、ぜひ、こんな企画がありましたら、ご参加お待ちしています。

 

旧東海道笠寺方面

旧東海道千鳥丘鳴海方面